人気ケータイ小説家になりたい!



―――――
―――
――



「――――……ん?」



私が目を開けると、ベッドの上だった。

ずっと眠っていたようだ。



「あれ……?」



すると、さっきまでの出来事は全部夢……だったのだろうか?


いや、あの時もらったチョップは確かに痛かったはず。


曖昧すぎる記憶の中、それでも私は枕元にあった携帯を手にして、小説投稿サイト「蛇いちご」にアクセスした。

なにかを書きたくて、とにかくウズウズしていたのだ。



「……あ!」



自分の投稿した小説を見ていると、とある作品に感想が届いているのを見つけた。

こんなのはじめてだ! 嬉しい!

私は早速その感想を確認した。



< 30 / 33 >

この作品をシェア

pagetop