人気ケータイ小説家になりたい!



「えー、次は?」

「えーと……あ、ワイヤーアクション」

「はい。そんなことはしていません」



ですよねー。

羽根が本物だということは、多分本当に浮いてたんだろう。



「次の質問をどうぞ」

「なんで、部屋にいるの?」



正直、これが一番の疑問だったりする。

さっきまでこの部屋には誰もいなかったはず、なんだ。


モバラはこの質問に待ってました! と言わんばかりのキラキラとした瞳を見せた。



「はい! やっと本題ですね! 無駄な話が多くて参りましたよ!」



あんたに無駄な要素がてんこ盛りだからだよ。アホ。

……なんて言ったらまたあのチョップをもらいそうなので黙っておこう。


で、本題とな?



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