子犬系男子とハリネズミ少女




あたしにも少しくらい胸キュンを下さいませ。





あたしは、昔から好きになった男の子につっけんどんな態度ばかりとってしまい
告白どころか近寄ることさえ難しいというくらい怖がられていました。



そんなあたしが、恋愛、となると

きっと先輩たちに笑われる。





そんなことを思いながら、あたしは教室へ戻った。




今は放課後で、部活を終えた生徒たちは下校している。


だから誰も
いないはず--------。




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