子犬系男子とハリネズミ少女




恐る恐るドアを開ける。


ふう…誰もいない。
ってあれ。




あたしの机の隣の席には人がいる。


そして寝ている。





あのつんつんな茶髪は…。




その人はうーん…と言いながら背伸びをしてこちらを見た。




あ、向井くんだ。




「果歩じゃんやっほーうはははねみいいい」




向井くん。テンションだだあがりです。






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