I am … 【完】
午後になり新ちゃんが来ると、すぐに病室に葬儀屋さんが現れた。
聞いたことのある大手の業者さんだ。
死亡届や埋葬許可書などの説明から骨壷やお棺の説明など
値段も細々と言っていたが、お金のことはどうでも良かった。
優月のために出来ることは何でもしてやりたい…
洋服や玩具を買ってあげることさえ出来ないのだから…
なるべく可愛らしいお花を供えてくださいとだけお願いすると
退院が明日なので書類が揃わないと赤ちゃんの遺体は病院から出られないということもあったので、急ぎでその業者さんに依頼をすることになった。