I am … 【完】
「ご主人戻ったみたいだから、二人でお別れしてあげて下さい」
広瀬さんと入れ替わりで新ちゃんが来た…
二人で優月に最後のお別れ…
新ちゃんは折角包んだタオルを解くと、最後に優月の局部を見て笑った…
「本当だ…優樹に弟が出来たんだね」
そう言って名残惜しそうにタオルを直す…
「大丈夫??」
二人で目を合わせて、ゆっくりと棺に納めて、鶴とクマのぬいぐるみを枕元に飾った……
もっと沢山入れてあげたかったけど…
スペース的にこれが限界なのが悔しい…
小さな小さな靴下
真っ白なベビードレス
もっともっと
たくさん買ってあげたいものあったのに……
優月……
本当にごめん……