I am … 【完】
「優月、ごめんね、」
棺に納められた優月を見たら、また涙が込み上げた…
ずっとこうして見ていたい…
そんな願いも虚しく、私より先に決心を固めた新ちゃんによってフタが閉じられた……
「また明日会えるから…」
そう…明日火葬する…
優月の体はもうなくなってしまう……
分かっているけど
やっぱり嫌だよ……
準備が出来た旨を伝えると、すぐに業者さんが来て、恭しく棺を抱き上げた…
優月……
優月……
ひとりにしてごめんね…
寂しい思いさせてごめんね…