I am … 【完】
「優樹~おはよーバアバだよ~」
周りから普通にしててもよく怒ってる?と勘違いされる見た目はクールな私の母
初孫が出来たって知らせた時もクールだったけど、産まれてみたらかなり甘甘なばぁばになった(笑)
その変わり様にはビックリしたけど、優樹も懐いてくれているから預けるのも安心で感謝してる。
この日も予約なしの総合病院は待ち時間が未知の世界だし、インフルエンザが流行っているから一緒に連れていくわけにはいかずに母に預けることにしたのだ。
「優樹~新しいおもちゃ買ってきたからばぁばと遊ぼうね☆」
母は紙袋からブロックを取り出すと私に今だと目配せをした。
アハハ
またおもちゃ増えたし…
新しいおもちゃに興味津々な優樹を尻目に、私は重い腰をあげた。