I am … 【完】
病室に帰ると、母と新ちゃんが来ていた。
母には来なくても平気と伝えたが、やっぱり心配だからと来てくれたのだ。
母が来てくれたのは、私にとっても有難く、心強い。
手術の時間が近づくにつれて、緊張で気分が悪く、頭痛までしてきた。
そんな私の背中をさすってくれた母…
出発前、大きな手で待ってるからと頭を撫でてくれた新ちゃん…
二人に見送られて、車いすに乗せられた私は手術室へと向かった…