君はひかり
1
「お疲れさまでした。」
制服に身を包みながら、昼勤者へあいさつをする。
俺、山村直也(28)
ホテルマンとして働きだして4年
周りは俺のこの姿が似合わないとしか言われない。
そりゃあ、なぁ・・・
俺、ちょっとした有名人だったりする。
と言っても現在じゃなくて過去。
その時の繋がりは今も続いていてピンチの時には助けてくれる仲間や後輩も多い。
ケンカにあて暮れた過去を懐かしいと思うのは俺も年をとった証拠か?
『よお!』
「なんだお前か」
私服に着替えてホテルを出た俺を待っていた颯太もあの頃からのダチだ。
ダチといっても同じチームだった訳ではない。敵だった。
腐れ縁というのか何というのか・・・
『お前かはねーだろ!夜勤終わりの直也クンを待っていた優しい俺によぉ』
「頼んでねぇし。で、なんなんだよ?」
『いやさぁここではちょっとな。俺ん家来いよ』
眠てぇなんて言ったって今のコイツに通用しないことは俺が一番わかってる。
コイツがこんな時間にしかも出迎え何てただ事ではない。
制服に身を包みながら、昼勤者へあいさつをする。
俺、山村直也(28)
ホテルマンとして働きだして4年
周りは俺のこの姿が似合わないとしか言われない。
そりゃあ、なぁ・・・
俺、ちょっとした有名人だったりする。
と言っても現在じゃなくて過去。
その時の繋がりは今も続いていてピンチの時には助けてくれる仲間や後輩も多い。
ケンカにあて暮れた過去を懐かしいと思うのは俺も年をとった証拠か?
『よお!』
「なんだお前か」
私服に着替えてホテルを出た俺を待っていた颯太もあの頃からのダチだ。
ダチといっても同じチームだった訳ではない。敵だった。
腐れ縁というのか何というのか・・・
『お前かはねーだろ!夜勤終わりの直也クンを待っていた優しい俺によぉ』
「頼んでねぇし。で、なんなんだよ?」
『いやさぁここではちょっとな。俺ん家来いよ』
眠てぇなんて言ったって今のコイツに通用しないことは俺が一番わかってる。
コイツがこんな時間にしかも出迎え何てただ事ではない。