雪に照らされて
「ミオ、俺が好きなのはミオだよ…」



「うそ…」



信じられない…




「半年くらい前の夜、公園で会ったの覚える?」



「…うん」




忘れもしない

私がコウタと別れた日




「あれは奇跡だと思ったよ

…好きな女が目の前にいたんだから」


「…………」



何を言ったらいいのかわからない


それどころか、涙が出てきた




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