おうし座の彼女!
妙に的確な占いは年に二、三回やって来る。


占いって信じたくない日と信じたい日がある、のは
誰だって経験あるだろう。
特に順位が一番下だったり一番上だったり、
真ん中の日は…別にどうでもいい日だろう。

朝起きて、顔を洗って、遅刻しそうだからご飯を急いで食べて、そんなときテレビに目を向ければちょうどやってる占い。

「無駄だと思うんだよねぇ」

あたしと向かい合ってご飯を食べてるお姉ちやんが言った。

「何が?」
「この占いよ、あほくさい…」


なぜあたしが占いなんてごく日常的なことを話しているかと言えば…

あたしは今まさにさっき言った状態そのものだった…
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