お迎えに
「あれが協会だ。」

真っ白な空に真っ白な塔がたっている。

「大きいですね。」

ナツキは大きさに圧倒された。

「まぁな。なんてったって100人以上この仲で働いているんだ。大きくないと大変だろ。」

「そうですね。」

ホズミは協会の中へと足を進めた。

中は外と同じように真っ白い壁だった。

家具はほとんどなく、死神が忙しそうにしている。

ホズミが中に入ると死神たちが話しかけてきた。

どうやらホズミは有名人らしい。

ホズミは話しかけてくる死神を軽くあしらいながら、中へと歩いて行った。

ホズミは大きな白い扉の前に止まった。

「ここが長がいる部屋だ。入るぞ。」

ホズミが扉をノックし、扉をあけた。

中には、真っ白い机に足を乗せた人がいた。



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