お迎えに
「自分の自己紹介出来んのか?記憶喪失はん。」

挑戦的な赤い瞳がナツキをみた。

挑戦的な目と言葉でナツキは少しムッときた。

「僕の名前はナツキです。ホズミさんに決めて貰いました。それ以外はわかりません!」

ナツキは強い言った。

それを聞いたヒュウガはニヤニヤしながら言った。

「ちゃんと言えるんやったら始めから言いや。」

ヒュウガはイスから降りナツキの方に歩き出した。

ヒュウガはナツキの前に来ると、顔を覗きこんだ。

「いい面構えやな。ナツキのテストはこれに決まりやな。」

なんだか突然な人だな。

「なんですか?」

ヒュウガはニヤリッと意地悪な笑みを浮かべた。




< 15 / 26 >

この作品をシェア

pagetop