お迎えに
「可愛くしてもダメですよ。始めから怒られる事をしなければいいんです。それより、ナツキをどうするんですか?このままだと風邪引きますよ。」

死神だって、風邪は引く。神だからと言っても人間とあまり変わりはない。

まぁ神力などは抜いてだが。

「大丈夫や!自分に任せときや。」

ヒュウガは、また口の中で小さく呟いた。

すると、ナツキの背中から小さな小さな羽根が出てきた。

「これまた、ちっちゃい羽根やなぁ。まぁ、羽根は羽根や!ホヅミ、これで問題ないやろ?」

自信満々にヒュウガは、ホヅミに言った。

「まぁ、そうですね。羽根は本体をも守ってくれる力がありますからね。」

ホヅミはナツキを抱え上げた。




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