お迎えに
ホヅミの瞳は驚きに見開いた。

「もしかして、ここにきた訳もわからない?」

「うん。目が覚めたら、ここにいたんだ。」

思いだそうとすると頭が痛くなる。

ホヅミはかなりびっくりしている。

「とりあえず、この世界について教えよう。その前に君の名前を決めないと・・・、ナツキはどうだ?」

「僕がナツキ?」

「そうだ。ナツキだ。」


ホヅミは笑って僕の頭を撫でた。



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