【実話】もうすぐ、バレンタイン【短編】
にへらにへらと笑いかけていたら、バッと目の前に明美ちゃんのテストが広げられて…。
「ふぁっ!?87点っ!?」
目を真ん丸と見開き「ひぇー…っ。」と声を漏らす。
綺麗に整頓された丸が…っ。
学力テストで…この点数とは…っっ。
しかも、しかもしかも、ウチの点数とは大違い。
ぽけーとしていると手からテストが取られた。
「さぁて、英語36点…はぁぁ?」
ひぇぇえっ!怒られるぅぅっ!
「ホント馬鹿ね!普通分かるでしょう?!低すぎよっっ!」
「へーい…。」と呟く。