初恋・最後の恋~君と私~
花音side

「じゃ、私帰るね。何かあったらいつでも、頼って。」


「うん。」


ぱたん


ドアを閉める音が、家に響いた。
また、迷惑かけた。

だれにも、迷惑を掛けたくなかったのに。



そう、誰にも・・・・。

明日でも、いいから輝喜ふろう。




それが一番の、正しい答え。



悩んで、悩みまくって出た答え。



これが、一番大切なんだ。





誰も、傷つかない最善の方法。






もし、明日出かけれるならその時に言おう。




輝喜

明日、出掛けられる?


遊園地に、一緒に行きたいんだ。


花音




二文のメールを打つだけで緊張する。


送るそれだけで、悲しくなる。
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