初恋・最後の恋~君と私~
「ご迷惑でしたね、すみません。」


言わなくちゃ、もらってあげなよって。
輝喜は、その子に合うよって。


今日で、どうせ別れるんだから・・・。
でも、それまで私を見てほしいっておもって言えなくなる。


私って、よくばりだ・・・・。


「よっし、はい飲み物。」

そういって差し出された、オレンジジュース

こっく

おいしい・・・・。
早速一口。


「ありがとう。そういえば次どこ行く?」


「ん~、お化け屋敷。」

お化け屋敷・・・!
あの、髪の長いお化け、顔なしのお化け、首長のお化け、落ち武者なんかがでてくるんだよ!

ッヒ~、むり怖い怖い。


「いまさき、俺にジェットコースターのらせたもんな。仕返し。」


あぁ、いまになってひどく後悔。
私、輝喜仕返しされることまで考えてたかい?



うん、考えてない。


ばかだぁ~
バカすぎる~


オーマイガ~


お助けよ~
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