初恋・最後の恋~君と私~
×××××××


今、お化け屋敷の前。
非常に怖くてたまりません。


逃げ出したいです。

それでも、恐る恐る一歩足を踏み入れる。

輝喜は、平気な顔。
怖くないの・・・・?


やばい、怖すぎる。

っば

いきなり目の前に、落ち武者が現れた。


「ぎゃ~。」

輝喜にしがみつく。
輝喜は、頭をポンポンしてきた。


「大丈夫だから。安心しろ。」


・・・うん。
輝喜が居るから、安心できる。



ありがとう。



ちょうど、中間ぐらいに来た。
輝喜がいるから今まで、大丈夫だった。


「輝喜・・・・?」



返事が返ってこない。
もしかして、はぐれた?

そんなべたなパタンないよね。


「輝喜・・・・」


本当に、はぐれた。
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