初恋・最後の恋~君と私~
どうしよう、こわくなってきた。


ダメだ・・・。
足がすくむ。


ぽん

肩に手を置かれた。

ゆ、幽霊・・・・?


だめだ、逃げよう。


うん、逃げるべし!



ダァ


走って、逃げる。
あそこの、場所に隠れよう。

私が、隠れたのは机の下だった。
ここの、お化け屋敷は木校舎を題材に作られている。


ったった

足音が、聞こえる。
それが、こっちに近づいてくる。



どうしよう・・・。
だめだよ~。


もしかして、幽霊に私の居場所ばれてる
みつかったらどうなるのかな・・・。




「おい。」


この声・・・・・?


「輝喜?」


「脅かそうと思って、はぐれたふりしたら。お前が全力で逃げるから驚いた。」

もしかして、はぐれたんじゃなかったの。
わざと、どこかにいったんだ。


もう!

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