初恋・最後の恋~君と私~
「みん、な。」

「お久~!」 「元気か?」 「大丈夫?」 「鬼せんがめちゃ心配してたよ!」


鬼先が心配するとは!不吉なことが・・・。
それより・・・・


「なんでいるの?」


「心配だからみんなで、来たんだ。」


皆・・・・。
ありがとう。


嬉しんだけど、人口密度が多いよ~。
一メートルに何人いるんだ・・・・。


「これ!」


いきなり結香ちゃんが出したのは皆が書いた寄せ書きだった。
他には一人ひとりが用意した、プレゼント。


「絶対治れよ。」

そういう、喧嘩友達。


がっら

入ってきたのは、斗真だった。
なんで斗真が・・・・。


「今日、結香って女にお前の病気の事聞いたんだ!大丈夫か。」


もしかして、心配してきてくれたんだ。
っへっへ
なんか、うれしいよ~。


「「「「「「きゃ~」」」」」」

女の子が黄色い声を出し始めた。
わ、忘れてた。
この男は一応モテるってこと。



クラスの女どもはイケメンにめがないからな。


っち


やかましい事になってきた。
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