初恋・最後の恋~君と私~
「ねぇ?その人って見る目ないと花音もそう思わない!」


「っは!っぐ~。」


狸の寝入りねの技!


「もう、寝ちゃったね。」


通じちゃってる~。
ちょっと、目を開けると、斗真が鼻で笑ってる~!


こっちをじろじろ見ないでくれ。



「花音は狸の寝入り。」


ボッソ

「・・・は狸の・・・?なんていったの聞こえなかったよ~。」


よっし、皆は私が狸の寝入りをしたこと皆には聞こえてないみたい!
らっき~!

「花音。輝喜と「その続きは言わないで!」


大声で、斗真の続きの言葉を止める。


その続きって  別れたのか   でしょ。


それ言ったら、付き合っていたってことにつながるから・・・付き合っていたことがばれる。


「輝喜君がどうしたの?」



皆は、私たちが付き合っていたこと知らないもんね。
言ったら、熱血のファンから殺されてしまう恐れがあるから言ってなかったもんね。


「いや~!私輝喜君と付き合いたいな~。」


「無理に決まってるでしょ!花音!輝喜くんは高嶺の花なんだから。付き合いっこないてば。」


ふぅ~。
なんとかごまかせたや。
よかった、よかった。


斗真が、居ると大変。
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