初恋・最後の恋~君と私~
「ん~。早速だけどトイレ行きたい。」


「ふっふっふ、行ってらしゃい。」


がっら

ドアを開けて、トイレに向かう。


退院したら、結香ちゃんと野球しよう。
いや、結香ちゃん野球嫌いだから断られるに違いない。

斗真を誘う方がいいかな~?
のってくれそう・・・・。


「ごめん。」


謝る声が聞こえたので、声の方向を見ると。
伊藤マリア。


「えっ・・・・。」


「ごめん。」


いきなり、謝れられた。
なんでだ~!


「輝喜に言われたんだ。≪花音に出した手紙を見た。あいつは、泣き虫なんだあいつを支える人になってくれないか≫って。最初は、何言ってんのよって思ったけど。輝喜のめがあまりにもすんでいたから。」


輝喜・・・・。
でも、裏を返せば輝喜が言わなかったら謝らかったんだよ。


「輝喜と付き合いなさいよ。好きなんでしょ。」


「うん。」


マリア・・・・。
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