初恋・最後の恋~君と私~
手術が無事成功したことを聞いたので、病院に向かうことにした。


がっら

病室から出てくる、花音・・・・。


「ごめん。」


「えっ・・・・。」


「ごめん。」


ちょっと、とめどってる。



「輝喜に言われたんだ。≪花音に出した手紙を見た。あいつは、泣き虫なんだあいつを支える人になってくれないか≫って。最初は、何言ってんのよって思ったけど。輝喜のめがあまりにもすんでいたから。」

適当な理由を付ける、両親が死んだなんて言ったら。同情されそうだから・・・・。


「輝喜と付き合いなさいよ。好きなんでしょ。」

もう、邪魔するきないし。

「うん。」

「ばいばい。」


そういって、階段を下りろうとする花音。


ことこと

花音の後ろに居る女。

にっや

笑いながら、花音を押そうとする。


「危ない!」


とっさに花音をかばう。花音と一緒に階段から落ちる体中が痛い。
花音の友達の・・・・。


「花音・・・・、この人に・・・注意・・・・して。名前は・・・・うっ。―・・・・。」

最後の声を振り絞って言葉を放った、でも、花音には聞こえてないみたい・・・・。



だめだ、意識が持たない。

っふ

そこで、意識が途絶えた。
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