初恋・最後の恋~君と私~
ぱち

目が、覚めたところは白いベットの上。
相部屋の人が、いないってことは個室・・・?


「起きた?今日で、これ言うの二回目だね(笑)」


私、倒れたんだ。


「マリアちゃんは?」


「生きてるよ・・・・。」


ふぅ~、よかった。

「でも、」


でも・・・?なにかあったの?


「意識不明の重体よ。」


・・・・、意識不明!?

私のせいで、また誰かが・・・・。

「泣かないのよ。あなたが泣くこと誰も望んでないわよ。」


看護士さん。



「はい、私は、泣きません。」



泣いても、できることなんてないもんね。



「それと、あなた検査で頭を強く打ってしまってることが分かったわ。」



うん、それは私でも分かる・・・。
だって、血が出てたし頭痛かったもん。


「それで、質問をしていっていい?」


「はい・・・。」


質問・・・
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