初恋・最後の恋~君と私~


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「ん~、退院だぜ~!」


喜ぶ私!眩しいぜ太陽!きらきらと太陽が光る。


「退院おめでとう、花音ちゃん。」


「はい、今までありがとうございました。」


今まで、私のお世話をしてくれた看護士さんに感謝の一言を送る。
本当に感謝してる。怖いときもあったけどとっても、優しかった看護士さん。


ありがとう。


「どういたしまして。そうこれお友達があなたが寝ているときに退院のおプレゼントを持ってきた子がいたわよ。はい、これプレゼント。」



かわいい、袋に入った。ブレスレットのプレゼント。
かわいい~。でも、これ見たことがある気がする・・・。


う~ん。思い出せない・・・・。


いつか、思い出すよね。


プレゼントをカバンに詰め込む。


「ありがとうございました。さようなら。」


「バイバイ。」


看護士さんと別れを告げ走りながら、家に帰る。

いつも、少し走るだけできつかったでも、今はきつくない。

それが、どんなに幸せなことか痛感する。
私今

       幸せだ。



靴ひもがほどけそれを踏んでしまってつまずく。
こける


そう思った瞬間。

男の人が、助けてくれた。



この人・・・・見たことがある。
どこで・・・・

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