初恋・最後の恋~君と私~
・・・・・・

ざぁざぁ

波の音だけが聞こえる、誰も居ない。
あっ、でも一人だけいる!

誰だろう?


犬の散歩でもしてる。

私の関係ないし、何かして遊ぼう。
ボールで・・・・


「ぐっへ、」


背中が押され、顔面からこける。
砂浜なので、少し痛いそれと顔にたくさん砂が顔に着くだけで済む。


「ごめん、大丈夫か。」


どうやら、犬が私に飛び乗ったらしくてその犬の主人が謝りに来た。


視線が重なる。


その時間は、3秒という短い時間だったけど。
長い時間見つめ合った気がした・・・・。


「花音・・・・。」


なぜ、私の名前を知ってるの?
もしかして、好きな人以外の他のちょっとした友達の事も忘れちゃった・・・。


「誰・・・・ですか・・。私、ちょっとした記憶喪失になって記憶が一部無くなったんだ。」


簡潔に説明する。

「・・・・・。」


男の人は黙り込む・・・。


「名前は、なんていうんですか?」



とりあえず名前を聞く。
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