初恋・最後の恋~君と私~
「輝喜君って、彼女いるの?」

なぜか、気になってしまった。

「いない、でも。」

いないんだ、少し心の中で喜ぶ。
でも・・・・?


「なんでもない。」


なんでもないのかい!

「そんなに、気になる?」

にっや

そう、にやけながら言ってきた。


「気になるわけないじゃん。」


少しあわてながら、答える。
じ、実は、きになる・・・・。なぜか気になる・・・。

めちゃくちゃ、気になる。


「・・・・・ふ~ん。」


気になってること、ばれたかと思った。
でも、何でこんなに気になるの・・・・?


「サッカー好きなの?」


「あぁ、だから俺今サッカーしてる。」


サッカー習ってるんだ・・・・、上手だもんな~。
私も、何かスポーツをしたいな~・・・・。

サッカーもいいけどテニスとかバスケもいいなぁ。
色々と考えよ!

ボールを踏んでこけそうになる、



また、こけるの!?顔に砂がつくだけど・・・。
反射的に目をつむる。



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