初恋・最後の恋~君と私~
伸也君は隣に来て話し始めた。


「俺さ、大蛇の総長だろ?」


あぁ~、確かそんな名前の所の総長だったね・・・。


「俺がここに来たのは、あいつの事を調べるためだったんだ。」


あいつ・・・・?

誰の事?

この学校に居る人?

「白龍総長 通り名 流星  名前は・・・・上川輝喜。」


輝喜!?

白龍の総長が!?


へぇ~、そうだったんだ。初耳。



「その白龍の倉庫に出入りしている、女がいるって聞いたんだ。輝喜の女。」


女って?
彼女って意味なんだよね・・・・。


ずっき

胸がどんどん痛くなる。


「輝喜の女お前と思ってたんだ。俺が倉庫に出入りしている女一回見たことあるんだけどよ、お前と同じくらいの身長で、髪の長さはロングで、顔はあまり見れなかったから美人だった。」



ふ~ん。


そんな人と付き合ってたんだ。
美人かぁ~。私じゃ、かなわないな。


「でも、お前じゃなかったみたいだな。ごめんな、巻き込んでしまって。」


「いいよ・・・。」


怪我もしてないし、全然平気。
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