初恋・最後の恋~君と私~
足の痛みも引いたし、そろそろシンデレラも始まるし行こう。


「そろそろ、行くね。」

「あぁ。」


とことこ


屋上から、出ていく。


体育館に向かおう。廊下を歩いていく。

「花音、待て。」


呼ぶ声に引き留められ、ピッタと止まる。
輝喜・・・・。


むぅ~、好きって自覚したら、きんちょうしてきた。


「大丈夫か?」


「う・・・うん。」


顔が熱くなってく。

「っぷ、顔が赤くなってる。」

・・・・!そんなに赤くなってる!?


「ウサギみたいだな・・・かわいい。」


「かわいいなんて、言わないで!私自意識過剰かもしれないけど、優しくされると勘違いしちゃいます。輝喜が・・・。」


「うん。勘違いしていいよ。だって俺お前の事が「二人~!シンデレラ始まるよ早く行こう。」


結香ちゃん・・・

「は~い。」

早歩きで結香ちゃんの所に行く。

輝喜・・・あの時なんて言おうとしてたの?



俺お前の事が・・・・・

続きはなんなのかな?もしかして、



俺お前の事‘好きだよ’だったのかも。
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