初恋・最後の恋～君と私～
「でも、私の事は信用しないでね。」


私の事を信用しないほうがいい。
あんたたちの総長を利用してんだよ・・・・。


「それより、お菓子食わせろ。」

伸也君が割り込む

荷物を差し出す。


「お、おいしい・・・・。」



本当に・・・・、ならよかった。
久しぶり作ったからね。

わたしも、お菓子を口にほうばる。


自分にしてはいい出来・・・・・。

うまいっすね。


「俺も、菓子作ってきた。」

神崎昌樹がお菓子を出してきた。

そういって、神崎　昌樹が作ったというお菓子を口にほうばる。



・・・・・負けた・・・・・・。


形も、味も・・・・負けてしまった。


「うまい・・・・。」


「だっろ、いつも作ってるからな。」


いつも作ってるんだ・・・・。


「お菓子が好きなんだ・・・。特に甘いもの」


ふぅ～ん。見た目と裏腹に甘いもの好きというギャップがあるとは・・・。
< 220 / 258 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop