初恋・最後の恋~君と私~
輝喜side


「もしかして、結香ちゃんに抱きついたのは遊び?彼女に身長や髪が似ていたから代わりとして私ももてあそぼうとしたの?」

結香とは抱きついてない・・・。
逆だ抱きつかれた・・・。


「違う・・・・。」


「何が違うの!?もう、やめて私で遊ばないで。輝喜なんて、


                大嫌い!」


花音は廊下をかけぬけた。
俺は、花音の腕をつかもうとしただけど、途中で諦めた。


どんなことを言っても、言い訳にしかとらえられないんだろう・・・・。


「輝喜君・・・・。」


結香・・・・


「なに、花音にふっかけたんだ?」


この女、どんなつもりなんだ。


「抱きつかれたっていった。ふん両方悲しんだらいい。」


っち、ざけやがって。


どん


結香がよっかかていた横の壁を殴る。
壁は、ヒビがはいった。


「花音に、なんかしたらその顔醜くしてやろうか?お前花音の親友なんだろ?」


「っひ・・・。」


結香は顔をひるめた。
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