初恋・最後の恋~君と私~
もう、相手の半分が倒れていた。


こいつら、一人ひとり直接俺らが誘ったやつしか白龍に入れない。


条件は

女に手を出さねえ 薬を使わねえ 強い・・・・

それが白龍に必要な条件・・・・・。


だから、皆強い・・・・
だから、倒れている奴はそんなにいない・・・・。


「あと、半分・・・・どう、倒そうか~?」


そうつぶやいたのは、白龍の幹部 高﨑 透 可愛い系の男見た目と裏腹に喧嘩は強い・・・・。

こいつと、喧嘩をしたことある。
俺が、こいつは強いって認めるくらいだからな・・・・。



透が自分についていた、返り血を拭きとる。


にっ


そう笑って、喧嘩を始める。

・・・・・喧嘩をしているときは、かわいい顔から般若になるな。


通り名が  裏般若


表は、般若じゃなくてかわいい男の子だからな・・・。


っさ、喧嘩始めるか。


ぼこ

ばん


鈍い音が乱鬼の倉庫に響く。
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