初恋・最後の恋~君と私~
皆がバイクに乗って出発する。
私は、その姿を見ると胸が弾む。


それより、私どれに乗るの!?
皆は私に気にせず出発する、もしかして私に走って行けって言いたいの?


仕方ない・・・・走っていくか。
その時大事なことに気づく、なれないヒールの靴で来たので走るどころか歩くことすら難しいのに、走れるわけがない。



もし、靴としても多分ついていけない・・・多分じゃなくて確実に。



はぁ~どうしよう。



きゅきゅ


目の前にバイクが止まる、その乗っていた人は輝喜だった。
なんで・・・・もしかして私の気づいて・・・・。



「乗れよ。」


「うん・・・・。」



そういって、バイクの後部席に乗る。


輝喜の裾をちょっこと持った。


「落ちるからしっかり、持ってろ。」



そういって発進させた。
裾を持っていたが、落ちそうになったので腰に手をまわした。

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