初恋・最後の恋~君と私~
「ちっ」

舌打ちをしながら、渋々黙る。
周りの人達が私を睨んでくる。

だけど、気にしない。気にするだけ面倒くさいからね!


「あの、輝喜ごめん」


でも、流石に輝喜には迷惑だよね。


わしゃわしゃ





えっ?
なんで、怒らないで頭を撫でるの!?
・・・・・嬉しいけど。


「俺のために頭突きしたんだ?」

わかってるんだ・・・


「うん、」


「ありがとうな」


笑顔でこっちを見てきた、思わずつられて微笑んでしまう。

また、頭を撫でてくる。


輝喜の手が心地よい、そしてなにより触れると胸が高まり、嬉しさが溢れていく。


「さすが、俺のスキな奴だな」


ドクッン

いまなんて、言ったの?

いま、


俺の好きな奴って。


「俺、彼女いないし。結香に抱きついたってのはごかいだ


改めて言うお前が好きだ。」
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