初恋・最後の恋~君と私~
着いたところは・・・・。

屋上。

初めて入った、入るの禁止されてるから入ったことなかったんだ。

「ねぇ、」

「はい・・・・?」

パッシン

乾いた音が、響いた。

痛っ。
人に久しぶり、叩かれた
って、まずなんで私が叩かれなくちゃいけないの・・・!?

「最低。」

「なにが?」

いや、いきなり叩かれ、『最低』ってなんで言われたのか
さっぱり分からない。

「あんたのせいでね、私送ってもらえなかったの。あんたが代わりに送ってもらたせいでね!」

はい、全然ちがう。送ってもらってません。

「送ってもらってません。」

「じゃ、なんで輝喜君の後ろに着いていったの。少し距離を置いて送ってもらったんでしょ。」

「び、び、尾行してました。」

「嘘つけ。」

即答、やっぱり信じてもらいませんよね。
尾行って古いですかね・・・・。





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