初恋・最後の恋~君と私~
『顔がいいからだよ。』


『あれは、ただの遊びだよ。』


『そうか!』


絢にとって、俺はそんな存在だったのか・・・・。
ハㇵ、ただの遊びね・・・・・。


俺の頬につぅと水が通った・・・・。



俺に微笑んでくれたのも、好きっていたのも、全部うそだったのか・・・・。






あれから、俺と絢は別れ・・・・。



女が信用できなくなった。


女に笑顔を見せることもなく、優しくすることもなく、必要最低限の事は離さない。



そのせいで、皆には冷徹王子と呼ばれるようになった。
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