初恋・最後の恋~君と私~
キーンコーンカーンコーン

あっ、放課後になった!


裏庭にいかなきゃ。
早く用件を聞いて、サッカー部にいこ。

だぁっ

走って、裏庭に向かった。

あっ、もういる。



「ごめん、遅れて。」

疲れた。
やっぱ、走るの嫌い。



「いやっ、良いですよ。」



「本当にごめん。」

私は、深々とお辞儀した。



「聞いてください、俺先輩の事が好きです。」

えぇっ~!
私でしか。
私でしかって、すかでしょう。

ヤバイ、頭が混乱してきた。

「すみません。先輩、輝喜先輩の事が好きなこと知りながら、告白しました。」



「えっ。」



「すみません。」

ごめんねは、私の方だよ。
優しいこの子!この子と、友達になりたい・・・・。



「上原花音、16歳です、好きな食べ物は、イチゴです、嫌いな食べ物は、ゴーヤです。こんな私ですけど、友達になってくれる?」



「はいっ!僕の名前は、山本春矢です。宜しくお願いします。ではっ、また今度」

やっぱり、優しい

嬉しいな、友達になれて。
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