初恋・最後の恋~君と私~
「おい、お前ら。早く、女後ろに乗せろ。行くぞ。」

皆に、聞こえるように叫ぶ斗真。
それを、聞いた人たちは好きな人を後ろに乗せる。


あれだね、私見送り役に任命されちゃった感じですか・・・。
軽くショック受けるんですけど・・・・。


「ねぇ、斗真私皆を見送ったら。帰っていい?」


「はぁ?お前は乗るんだよ。」

「えっ・・・・・?」

どんな意味なの・・・。

フワァ


私の体が宙に浮いた、その時・・・。


ドン

いたぁ~、いきなり持ち上げたとか思ったらいきなり落としやがって。
でも、私が今落とされたところって・・・・



斗真のバイクの後部席・・・・・。


「あんたの好きな人、乗せるんでしょ。私のせちゃいけないよ。」

「俺の好きな人お前。」


・・・・・WATASI?
わたし・・・?私・・・?


う、嘘だぁ~~。


「ちょっと、席外す。」


そういって、輝喜君の所に行った。
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