初恋・最後の恋~君と私~
斗真side
ついに、告白してしまった・・・。
あいつが、今も輝喜の事が好きだって知りながら言った。


でも、抑えきれなかった・・・。


俺にだからできることがある、あの、二人のキューピットになりたい。


「おい、輝喜。おれずっと考えていたんだ。お前も花音も幸せになる方法・・・。」


「・・・・?」


「素直になれば、分かると思うんだ。素直に言え、男だろ。」


「・・・・、あぁ」


そういって、花音のもとに行く輝喜。



俺に合わないな、こんな言葉。
でも、素直になれば・・・・



素直になるそれだけで、二人は変わる。




きっと、幸せになるよ。










がんばれよ、輝喜王子・・・・。






・・・・・似合わねえな、輝喜に王子なんて。
< 92 / 258 >

この作品をシェア

pagetop