初恋・最後の恋~君と私~
花音side


・・・・えっ!?

輝喜君がこっちに来る。
何々?


フワァ


お姫様抱っこ・・・・!

「ちょっと、恥ずかしいよ!」


私は、抵抗をするが、降ろそうとしてくれない。
輝喜君は、何も言わず自分のバイクに向かう。


ストン


私を優しくバイクの後部席に乗せる。


「ちょっと、輝喜!ナニその子乗せてんの!そこは、私が座るのよ」


私、どかなくちゃ!


「いま、どきま「ここに乗るのはこいつだ。お前に乗る資格はない。」


ドッキン


ドッキのレベルじゃない、胸がとっても高鳴ってる・・・・。



「お前ら、行くぞ。」


輝喜君は、私を乗せたままバイクをすすめた。
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