初恋・最後の恋~君と私~
冷たい風が頬に当たる。
涼しいなぁ~。


なんて、のんきなことを考えている暇はない!
どうすれば、いいの・・・・。


「私ここに乗る資格ないと思う・・・。」


「ある。」

だって、輝喜君の後ろに乗っていいのは輝喜君の、彼女か思い人だよ・・・。
こんなん言われたら、期待してしまう・・・。


「期待させないで・・・、輝喜君の事諦めなくちゃいけないのに。もっと、思いが膨らむよ。」


じわぁ


涙が溢れていくいくのが分かる。


それと同時に好きが溢れていくのも分かる。







「期待しろよ。」







えっ・・・・・、

「その、意味って・・・」




「今まで、素直になれなくてごめん。」


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