戯れる堕天使
今は、悟を一人占めなのだ。

そっちを楽しもう。

「おいし」

「豪快だね、食べっぷり」

「うん。しかも結構食べるんだ。あたしを養うのにはお金が・・・・って、ちゃんと節約料理も出来るからね」

「まあ、オレが養ってあげるわけじゃないんだけどね」

「・・・そうだね」

「でも、とりあえず、今日はいっぱい食べて」

「うん。・・・って、あたしは嬉しいけど、悟さんにはメリットないのにね」

「いいや、昨日のお礼だし。先輩への顔が立つ」

「じゃ、良かった」

言いながら、苦笑いを浮かべる。

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