戯れる堕天使
シルバーのチェーンを見つけて引っ張りだす。
ライブ中もつけてたクロスのネックレス。
「これ、ライブの時につけるお守りなんだ。
待ってて、オレに返してくれる?」
「うん」
悟の首から外されたネックレスが、そのまま、類の首にかけられる。
類は、まだ暖かいネックレスに、ドキドキした。
『神の体温』
思って、普通以上にドキドキしてしまっているのだけれど、
それ言ったら、悟に怒られるんだろう。
「挨拶すんだら、すぐ帰って来いって言われてるんだ。
ごめんね、もう行くね」
悟は、行ってしまう。
こうしてみると、
悟はスラリとしていて、長身で。
・・・これで、かっこよくて歌までうまいんだから。
こんなの見られてたら、いっぱい恨み買いそうだな。
類はそっと、クロスのトップを、シャツに隠した。
ライブ中もつけてたクロスのネックレス。
「これ、ライブの時につけるお守りなんだ。
待ってて、オレに返してくれる?」
「うん」
悟の首から外されたネックレスが、そのまま、類の首にかけられる。
類は、まだ暖かいネックレスに、ドキドキした。
『神の体温』
思って、普通以上にドキドキしてしまっているのだけれど、
それ言ったら、悟に怒られるんだろう。
「挨拶すんだら、すぐ帰って来いって言われてるんだ。
ごめんね、もう行くね」
悟は、行ってしまう。
こうしてみると、
悟はスラリとしていて、長身で。
・・・これで、かっこよくて歌までうまいんだから。
こんなの見られてたら、いっぱい恨み買いそうだな。
類はそっと、クロスのトップを、シャツに隠した。