Bedside Story
「おっさん、彼女に触んないでくれる?嫌がってるの、分からない?」
「嫌がってるだと?喜んでるじゃねえか。なぁ?」
よ…喜んでる…?ふざけないで…。
「あ、じゃあ車掌さんに言ってきても良い?多分おっさんの家族と未来が失われる気がするんだけど。」
「…ちっ、くそガキが。姉ちゃんのカラダなんか興味ねーんだよ。色気もねぇ。」
なんて吐き捨てながら停車駅でおりて行くおじさん。
…あれだけ触っておいて…そんなの分かってるよ。私が一番分かってるよ…。
「はにゃぁ〜。」
ん?
なんか変な言葉が聞こえたような気が…