恋のピース
好き
学校につくと、クラスメートの麻衣がいた。
「おはよー彩愛。今日も一緒に登校?」
麻衣はニヤニヤ笑いながら言った。
「うん。だって家目の前だし…」
「仕方なく?」
「仕方なく。」
彩愛はそう言うと、靴箱からスリッパをだし、はいていた靴を靴箱の中に入れた。
「ふーん…仕方なくねー…。」
麻衣はそう言って靴を履き替えた。
「んじぁ俺こっちだから。」
蓮司は靴を履き替え、彩愛達と逆の方へ歩いていった。
「8組ってなんで離れた所にあるんだろ…。」
麻衣は彩愛の隣を歩きながら言った。
「問題児を集めてるからでしょ。」
彩愛はそう言って1組と書かれた教室に入った。