可憐な華にくちづけを

未定






――――






真っ暗な視界 綺麗とは言えない場所

地下町―――――






「やぁ…それで、どうだった?」


光沢のある絹の布で覆う姿で顔は認識はできない。






「問題はない。」


「そうかよくやったね。…女嫌いのお前がよく…ねぇ?」


「ハハッ!!そうそう!聞いてよ風ちゃんったらさぁー!」


「黙れ、口を閉じていれろ。」


「…はいはい。」



ふっと口元が笑う

その繊細な赤い口元は真っ赤な苺。





「まさか…思わなかったよ。お偉い大使様が、僕達に手を貸してくれるとはね?」


「その言い方はよせ。」








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