可憐な華にくちづけを





頬を擦り寄せ胸にかおを埋める。


「蓮、起きろ。」


「けほっ…」


「もう、行く時間だろ?」



コクンっと頷いた

うさ朝日が昇る。



「薬はハルが作り置きしたものがあるから自分でやって。」


「…わかりました、」


「はぁはぁ…っはぁ…!!」


「ハルっ!!!??」


苦しそうに身体を曲げ必死にしがみつく




「また、発作……。」


「ハルっ…!!ハルっ!!…」




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