可憐な華にくちづけを





「っ……!!!」


「れんっ…はぁはぁ、」


「ハル、とりあえずベットに行こう、」


「待ってください!!!」



大きな声を張り上げた。





「ハルさんっ…やります。」


「はぁはぁはぁ…」


「あなたの為に、すぐに、何もかも終わりにしましょう。」



弱々しい華奢な白い手が伸びた。




「うんっ…っは、」



触れると感じる繊細なその弱々しい手

救ってくれたこの手。




「行ってきます…。」




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